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漆喰の話
2018.06.22
written by ike-user

こんにちは!
営業の宮原です。
雨もそんなに降らず、暑い日が続いて、今日は30℃越えましたね~。
体調管理をしっかりしないといけませんね。

さて、先日より「むてんかの郷(さと)【ぱぽら】」をご紹介しておりますが、無添加住宅とは何ぞや?ということで、今日はまず漆喰のお話を。
ちょうど、こさ~こさんも取り上げてましたしね。
当社が使っている「無添加漆喰」には色々な特徴があります。

①調湿効果
漆喰は微細な多孔質の素材であるため、優れた吸湿性、放湿性があります。空間の湿度を適度に調節することで、結露の発生を抑え、建物の耐久性を維持します。また、湿度の高い夏には湿気を吸い込み、乾燥した冬には湿気を放出することで、快適な空間を作り出します。ただし、性能の限界を超えた、過度の加湿、暖房は結露を起こす可能性がありますので、ご注意を。

②抗菌性能
漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。以前、鳥インフルエンザが発生した時に殺菌のため撒かれたのも漆喰と同じ石灰ってご存知でしたか?

③耐火性能
建築基準法第2条第9号基準に適合。ほとんど無機の不燃性の素材で構成された防火材です。化学建材のようにダイオキシンなどの有害ガスが発生することもありません。昔のお城や蔵が漆喰で塗られていたのも、漆喰が火に強いからなんです。

④吸着性能
シックハウス症候群の原因といわれる揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着し、分解します。

⑤安全性能
漆喰はビニールクロスや合板と違い化学接着剤を必要とせず、それ自身が空気中の二酸化炭素と化学反応を起こして固まりますので、揮発性有機化合物を放出することはありません。また、固まった漆喰の成分は炭酸カルシウムなので、人にとってもっとも親和性のある、食べられるくらい安全な物質といえます。

その他にも、質感が良く意匠性に優れていたり、調湿効果のおかげで省エネ性能があったり、とんでもなく素晴らしいものなんです。
これからお家を建てられる方、あるいは内装のリフォームを考えている方は、ぜひご検討を!
では、また。