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現場のお話
某保育園の記憶(昔ばなし)
2025.06.18
written by 永田浩
おはこんばんちは(古い) お久しぶりです。
梅雨の合間の晴天、めちゃ暑い 30度超えの猛暑の中、本日は某保育園に壁の補修作業。
その作業はさておき、ここの保育園は地元の某工務店さんが約40年前に
新築で施工されたのですが、その時に実は私も下請業者でこの工事に携わりました。
(池芳工務店に入る前の事です) うーんでもほとんど記憶にない!
自分の会社は木工事ほか?施工、 RCなのにこんな化粧梁なんかあったっけ?
自分が担当したので材料手配は自分がしたはずだが・・・
木造の場合木工事は元請け(弊社のような工務店)の監督が材料・大工とも直接手配するのだが
ビル物は下請けが施工図を書いて材工共手配、そんな商売が成り立っていた時代だ。
 
 
トイレの方向に目をやると欄間付きの片引き戸 あーあーあったね、
枠の納まりを考えに考えて材料を加工させたね それは記憶あるわ。
内部建具は指詰め金物の代わりにタテ框にカギ込みをいれたね。
 
指詰め防止に建具の框の方を欠いでいますね。
 
建具枠はタテ・ヨコの接合部はトメ納め 段差が生じた時メチ払いができる様ムク材のペンキ塗り
今はあえて段を付けてタテ勝ちにして材料は先に化粧仕上げをしている。
押入の中段にしても前框と後框がありそれを根太欠ぎして根太を並べて5.5㎜のベニヤ張り、
今は既製品なので受けを廻して前垂れ付きの化粧ボードをポンと置いてとめるだけ、
建具枠にしても もう既製品で材料が出来ていて、それに合う様大工さんが納めるのだが
当時は躯体に合わせて納まる様な枠を造り大工さんが躯体に向けて帯鉄でとめていたな。
今でもあるのかな?ないよね。ビル物の場合大工さんは枠材取付手間m/¥いくら~の時代
バブル景気のイケイケの昭和末期、自分たちの年代は戦前生まれのド昭和のオヤジから
悪い意味での「新人類」と呼ばれたそんな世の中でした。
でも時代によって工法は変わっても建築はこうやって形に残るのでいいですよね。
あっ肝心の本日の仕事は・・・ すみません よその会社の昔話で終わります。
それではまた。ながたでした。
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