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IKEHOUSE自慢の基礎
2018.09.02
written by ike-user

おはようございます。雨が久しぶり降り続きました。湿気がたっぷり蒸し暑く、発汗による体温調整が難しいのでエアコンなど自身だけでなく手助けいただきながら過ごしていきましょう!の平中です。さて本日は約1週間前にリクエストありましたT様邸 基礎完了のご報告でございます。

一般の方々は基礎を見比べる機会はあまりないので『ふ~ん』となってしまいそうではありますが、T様は家づくりをすることとになり近隣などの基礎工事も見られていたようで嬉しいご感想いただきました。そう美しいんです。

職人さんもこだわりが強く、配筋やコンクリート打設などプロとしての知識と施工は当たり前ですが、内側に打ち込む板状の断熱材、片側には性能やメーカーの印字がありますがカットして使い統一感が無くなってしまうということで外側に向け見えないようにする。断熱材の隙間から出てしまうコンクリートを内側へテープを張り型枠を外した後でも美しくする。断熱材の上面にもテープを張りコンクリートが付着しないようになどなどちょっとしたひと手間をお施主様目線で施工してくださっています。これは説明したい!お施主様も含めさせていただく『team IKEHOUSE.』ひと業種ひと職人 みんなの心が繋がっていくようにこのような取り組み紹介を続けていきたいと思います。

と終わりそうな勢いでしたが基礎構造に関して…T様邸の完成した基礎を見ると間仕切りが少ないな~と思われる方もいらっしゃると思います。IKEHOUSEでは澄家換気システムを採用し床下空間も大切な居住スペースかつ空気の通り道も兼ねておりますのでそれを極力妨げないようにしております。ですが平らな1枚板では何トンもかかる家に台風や地震予期せぬ力を受けとめるには不安があります。

そこでこのようなイメージ。1枚の紙に折れ目を付けるだけで一気に強度が増しますよね。

表面側へ立ち上げる方法でも良いのですが人通口などで梁としての役割が寸断されてしまいますので下側へ立ち下げ補強している様子です。そしてその間口の広さや人通口で欠損したものを補強してくれるのが鉄筋の間隔・量になります。

量が多ければ多いほど負担できる重さも増えます。過剰設計で高すぎる基礎にならないようにするのも大切ですね。

建物重量が台風や地震で横からも上にも力が加わってしまいます。しっかり地盤へ伝達し不同沈下など起こらないよう考慮した基礎となっております。床下で見えなくなってしまう基礎。まさしく縁の下の力持ち!ですね。

屋外での作業。パラソル下で休む西部住建 田中さん いつもありがとうございます。

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